「デザイン」プラス「ものを作る力」で、オリジナルグッズを!
フィギュア製作では、キャラクター等のイメージや使用するシーンに応じて材質を決定します。
代表的なものをご紹介します。
ポリ塩化ビニルの略です。柔軟性があり加工しやすく経年劣化も少ないため、多くのフィギュアで使用されている材質です。
弾力性があり折れたりちぎれたりしにくいことが特徴です。
PVCに近い精度での再現が可能ですが、PVCと比べると重く硬い特徴があります。通常はシリコン型に樹脂を流し込んで成型します。
金型を作る必要がないため生産ロットが小さい場合に使用されることが多いです。
通常、スラッシュ成型と呼ばれる方法で作られる中身が空洞の成形品のことをいいます。金型を用いた大量生産に適しています。
中空の成形品を熱く柔らかいうちに脱型するので、ある程度は逆勾配があっても型分割をすること無く成形が可能です。原型には「ろう」を用い、熱で融かして金型から取り出します。
堅牢で引っ張りや曲げ、衝撃などに強く、耐熱性、耐寒性も優れています。形状が安定している特徴があります。
伸縮性があり軽いことが特徴です。握って楽しめるスクイーズのような製品に適しています。
フィギュアの彩色では、塗装する部位、目指す表現により、さまざまな手法があります。
ここでは、代表的な例をご紹介します。
塗装したい部分だけ開いた型を銅などで作成し、スプレーで吹き付け塗装をおこないます。
平板にデザインをエッチングし、インクを載せ、それをシリコン油によりフィギュアに転写し印刷します。曲面への印刷に適しています。
手塗りならではの味を出したい時や、マスク塗装やパット印刷では難しい部分に適用します。作業者によるばらつきが発生しやすい特徴があります。
転写用のシールを使用する手法です。複雑なデザインや色数が多い場合に適しています。