時代は先読みできる?

ものづくり出張日記は、以前にウェブサイトをリニューアルした際、立ち上げたページでした。
何度かの小さな修正を繰り返すうち、だんだん扱いが小さくなり、しばらくは止まっておりました。
しかしながら、このたびのフルリニューアルに伴い、不死鳥のように舞い戻ってきたのです。
ちなみに、書いている人は昔も今も代表者である自分です笑

数年前の写真(香港)

さて、2003年の創業から、さまざまなクライアントから依頼をいただき、海外の工場で生産をしてきました。
基本的には作っているものは変わらないのですが、スタッフのパワーアップにより、企画力や技術は洗練され、より高度なものを作ることができるようになりました。

その間、時代は大きく変わりました。22年ですからね。
たとえば、当時頻繁に訪れていた中国・深圳の街は、製造工場のエリアからドローンに代表される先端技術企業の連なる世界トップレベルの都市になりました。
製造業のノウハウにITノウハウが加わり、シリコンバレーとは異なる発展を遂げたのです。

生産工場の写真

不動産は数十倍くらいの値段になったのではないでしょうか。
中国の知人に言わせると「なぜ当時、不動産を買わなかったのか?」とのこと。
買うお金はありませんでしたが、リスクもあるし、たとえ当時は割安だったとしても、買おうという気も起こりませんでした。

当時、香港から深圳に入ると、地面に大きな穴が空いていました。
その2年後くらいでしょうか。
深圳全域に地下鉄が張り巡らされていました。
すごいスピードだったと思います。

数年前の出張での写真

僕は工場に通うばかりで、こういう小さな変化に気づけず、敏感に対応できなかったのです。
もしできれいれば、、今頃は大金持ちになっていたでしょう笑。
しかし、私を含め世の中の多くの人は、そのようには行動できないのです。
時代を読み、BETする。それは簡単ではないのですね。

その反省を踏まえ、小さな変化を見逃さないようには心がけるようになりました。
「未来なんてどうせわからない」と諦めてはなりません。小さな変化の先に大きな変化があります。
時代のビッグウェーブをどうにか乗りこなしていきたいものです。