心に残るキャラクター

先週、東京支店での採用面接や打ち合わせ後、スタッフのKから、新たにできあがったぬいぐるみの量産品を受け取りました。

二頭身で、かわいい感じのキャラなのですが、
家に帰ってから、4歳の娘に見せると、可愛いと言って放さなくなりました。
小さい子にとっては、ミッキーやミニーのようなメジャーなキャラも、ローカルなキャラもと同じような存在として愛されるのですね。

思い返せば、私も幼いころキャラクターが好きで兄弟も多かったので家にはキャラものがたくさんありました。
メジャーなもので覚えているのは、半魚(はんぎょ)どん、ビビンバ、ゴランダですね。
どちらもサンリオです。

半魚どんは、喋るぬいぐるみが家にありました。

確かおなかを押すと、「腹減った、えびせんくれくれ~。」とか「ぼく、はんぎょどん」とか喋っていましたよ。
他は何と言っていたでしょうか、今では忘れてしまいました。
あっ、「アフリカいいとこ一度はおいで」っていうのもありました。
あれ?それはビビンバだったかな!?
ん!?ビビンバの喋るぬいぐるみなんて家にあったかな・・・?

ともかく、、、喋る半魚どんは我が家のヒット商品でした。

電池がなくなってくると、音声がゆっくりになって声も低くなるのですが、
それがおかしくて、電池が切れてくるのが毎回楽しみでした。
いい思い出です。

今では半魚どんもビビンバもほぼ消えてしまいましたが、(サンリオピューロランドにはいるのかもしれません)
私の心の中には残っています。
キャラクターの魅力は、何と言ってもそこにありますね。
自分は消えても、人の心の中にこそ残るのです。

ビジネスとして考えると、時代を彩る地道なヒットがあってこそ、キティちゃんのようなお化けヒットが生まれるのだと思います。
一発ホームラン狙いではなく、
小さなヒットの中に、たまに特大ホームランが出る。
ミニチュアファクトリーも、そのような強い会社でありたいものですね。
そして、人の心に残るキャラクター、グッズを生み出したいものです。

Takuro