摩擦の中でモノを作る

普段仕事をしていると、さまざまな摩擦や軋轢、誤解があると思います。

忙しい時に上司から仕事を頼まれて、雑に対応してしまい、一瞬空気が悪くなるような日常的な摩擦もあれば、どんな会社にしていくかといった経営方針につながるような大きなこともあります。
些細なことに思えても、根っこは経営方針という大きなものにつながっている場合もあります。


コミュニケーション不足による人同士の誤解もあります。とるに足らない小さな誤解もあれば、本当はそんなこと思ってたんだというような大きな誤解もあります。

人同士の関係がうまくいっていないと、ついその人に連絡をとるのが億劫になります。そしてコミュニケーションが減りさらに誤解が増し、情報の精度が下がります。

ミニチュアファクトリーは海外の取引先とフィギュアなどを製作していますから、言葉や慣習の問題による誤解も生じることがあります。


ミニカーやフィギュア、その他どんなものでもだと思いますが、摩擦や誤解はスムーズにモノづくりを行う上で大きな障害になります。10分で完結するような工場への指示でも、意見が合わずに1日経過すれば1日の遅れ、指示を誤解して間違えば何日ものロスにつながったりしますから。

ただし人間ですから、摩擦や誤解が完全に無くなるとは思いません。
それに摩擦や誤解がなければいいわけではないと思います。意見の違いが新しい発見につながることもあります。

まさに、ウラハラです(笑)。


なので、摩擦や軋轢、誤解とはうまく付き合っていくしかありませんね。それらが生じるのは必然のこととして慎重に進めることが大事なのではないかと思います。
すみません、優等生みたいなまとめになってしまいました。

Takuro