短納期実現のために(10)

さて、ミニカーやフィギュアを製作するプロジェクトで短納期を実現する方法について書いているシリーズの続き(?)です。
長過ぎますね、すみません。

短納期を実現するとは、全体の工程がスムーズに流れているということです。
どこかで停滞が発生すると、工程はスムーズに流れていないということです。

この停滞という言葉は本当に重要なキーワードであり、侮っていはいけません。
川は停滞すると淀みます。。
人の血液が停滞するとどうなるか。。。
考えただけでも恐ろしいですね。

気を取り直して、、、停滞の例をあげます。

<例1>
家の電球が切れてしまった。
電気屋で買おうとしていたが、ついつい電球の品番を調べるのがおっくうだったこともあり、結局買ったのは1週間後だった。

この場合、電球が切れてからすぐに品番を調べて買いに行けば、リードタイム(開始から完了までの時間)は半日程度だったと思います。
しかし、実際は電球が切れてから買ったのは1週間後だったので、リードタイムは1週間であり、
約14倍の時間がかかったことになります。(7日÷0.5日=14)

もうひとつ例をあげます。

<例2>
30日間の夏休みの宿題に、ドリル30ページが出された。
30日で1日1ページずつやっていたが、10ページやった時点で、友達から誘われることが増え、やらなくなった。
残り2日になり、慌ててやったが1日10ページは多すぎて、結局間に合わず3日遅れて提出した。

この場合、1日1ページは負荷の少ない進み方でしたが、1日10ページは負荷を超えていたため、予定納期を超えてしまいました。
少しずつでも進めれば工程は流れているのですが、やらなくなる、すなわち停滞すると当然何も進まなくなります。
そして最後は1日の許容量を超えてしまったため、1日の中でも流れが悪くなってしまいました。

うさぎと亀の話が思い浮かびましたか?
私は思い浮かびました(笑)。

<例1><例2>、いずれの場合もですが、自分でやる実際の作業時間に違いはあるでしょうか?
ないですよね。

それにもかかわらず、
全体のリードタイムは延びてしまっています。

つまり、リードタイムを短くするのは、実は難しいことではありません。
納期を短縮するとは、特別なことをするわけではなく、
「すぐやること」これだけです。

すぐやらないとどうなるかというと、、、
前にも書きましたが、
すぐやらずに残っていることだらけになります。
そうすると、その中で優先順位を決めなくてはなりません。
それだけで手間が増えていますね。

とはいえ、すぐやらない理由もいろいろあるものです。
これについてはまた今度書こうと思います。

Takuro

PS.今日は豆まきをしていました。
福が訪れますように。